声優としての演技基礎

声優で重要になってくる演技の基礎について解説しています。

声優の演技には緩急が必要です。普段、普通に人が話しているような調子でセリフを話していては聴きやすくありませんし、感情が伝わってきません。アニメなら尚更、絵が動くわけですから、実際に人が話すときに伝わってくる情報量とは全然違いますので、声でその部分を補う必要があります。
また高低差も重要です。登場人物の感情に合わせて声のトーンを変え、うら声を使って表現するということもしばしばあります。
そしてセリフには強弱が必要です。どこにポイントを入れて話すか。セリフは日常会話と違って、作品内に必要な情報を伝えるために厳選されています。

そしてアーティキュレーションのレベルを上げることでセリフが明瞭となってキャラクターや状況が視聴者にしっかりと伝わります。
アクセントやリズム、イントネーションも大事です。そして呼吸に関しても、荒い呼吸だったり、興奮や緊張、喜びを表したり、呼吸自体も立派なセリフと言えます。

当たり前ではありますが、声優を目指す以上は他のプロの人の話し方を観察したり、芸能人や一般人の中にも魅力的な話し方や声を持っている人がいるので、よく聞いて学ぶことが重要です。

アニメ・アフレコの仕事

声優におけるアニメの声について書いています。
すでにこの記事に辿り着く前に、読者の方々は声優についての様々な情報を読まれているかと思いますが、今一度おさらいをしていただければと思います。

アニメのキャラクター声は実力や個性によって、男性から女性、自分の年齢とは異なる赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃん、そして動物や機械など、自由自在になれるのが魅力です。
完成している映像に声を入れるアフレコが主な仕事ですが、現在はアフレコまでにカラー映像が完成しているケースは珍しく、線画やラフスケッチだったり、真っ白な画面にセリフをしゃべる数秒の線が出るだけといったこもよくあります。

このアフレコの収録時間は、30分アニメであれば3〜4時間程。給料に関しては30分1万5000円〜という規定になっています。キャスティングはほとんどの場合オーディションで決まります。番組が始まる数ヶ月前に所属事務所か本人にオーディションの依頼があり、基礎的な能力はもちろん、何よりその声がキャラクターにイメージと合っているかどうか、実際に製作者の目の前で審査されることになります。これは若手でもベテランでも同じ方法で行われています。